本文へスキップ

自由が丘のDr.さだくにまさし   カイロプラクティック クリニック

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.03-6423-2123

〒135-0016 東京都世田谷区奥沢5-24-17-104

妊婦さんのためのカイロプラクティック

妊婦さんへ


妊婦さんの身体は10ヶ月という短期間に大きく変化します。その身体の中に、新しい命が宿るのですから、人生においてもとても大きな変化になると思います。それらの変化は、妊婦さんの身体に大きなストレスをもたらします。

そのような急激な変化に対して、身体が痛みを覚えるのはある程度覚悟せざるを得ません。しかしながら、少しでも身体が楽になっていただければ、より健康な母子関係を保てる。そう信じて、母子共に健康になれるような施術を心がけております

妊婦さんの身体の負担


では、妊婦さんの身体にどのような変化が起こるのか、カイロプラクティック的視点で見(診)てみましょう。

首こり&上半身の疲労


まず、妊娠初期から現れる、つわり。
吐き気やめまいがしてきて、“いつ終わるかわからない船酔い”という表現があるほど妊婦さんには辛い時期です。苦しさのせいで、ついつい身体に(特に上半身に)力が入ってしまいます。

その時にかなり影響を受けてしまうのが、首全体の筋肉と、首の付け根から胃の後ろ辺りまでの背骨の両脇10センチくらいの幅の筋肉、呼吸補佐に使われる胸の上(首からのつながりから肋骨の5番目くらいまで)の筋肉です。つまり、上半身の胸椎の動きを司る筋肉群です。肩こりというよりは首凝りといわれる時期ですね。

肩こり&胃の裏あたりの疲労


次いで、胸に違和感を覚えたり、胸が大きくなったりすることによる肩こりが始まります。胸の痛みや、前述したつわりから来ていた上半身の凝りも手伝って、かなり前傾姿勢になってしまい、胃の裏辺りの筋肉の疲れも増してきます。

腰への負担


最後は、お腹が大きくなってくることによる腰への負担です。全体的に大きくなるのとは違い、子宮が大きくなるにつれ、お腹は前へ前へとせり出して来ます。

特に妊娠第三期における胎児の成長は目を見張るものがあり、母体のお腹もぐんぐん大きくなってきます。せり出すお腹やその重さのせいで、腰椎のカーブが強調される形になってしまいます。このころになると、妊婦さんにも腰痛や背中痛、頭痛、肩こりのような自覚症状が出てきます。(妊娠前から骨にゆがみがある方は、もう少し早い時期から自覚症状が出てくると思います。)二足歩行の人間の悲しい性ですね。

臨月には10キロ+の米袋をお腹にぶら下げて腰で支えているのと同じ状態になります。そのころの腰の筋肉の負担は相当なものになりますね。

私自身、大きな布で米袋を包んで、カンガルーの親子みたいにお腹に巻いて腰で支えてみたことがありますが、本当に大変です。世の父親達も経験してみるべきだと思いますよ。。。

カイロ目線で見てみると


更に、妊婦さんの身体は、妊娠中のホルモンの影響で身体の関節が動きやすくなります。(ここでいう関節とは、骨と骨のつなぎ目で、動作によって曲がることができる部分のこと、背骨自体や骨盤も例外ではなく、関節を持って動いています。)

そこに体重増加が加わると、腰椎に更なる負担をかけカーブが大きくなります。骨盤は開き、ひざが外を向いてしまいます。(この時、左右均等に開けば問題は無いのですが、片方だけ開いてしまうと、骨盤の歪みが発生します。)それでもまっすぐ歩かなければならないので、足の筋肉の負担も増えてきます。

おまけに、妊娠後期の妊婦さんの歩き方は、より安定感を得るために、足首を固定して足の裏全体で歩くようになってしまいます。この歩き方は、下半身の血液を心臓まで送るポンプの役目をするふくらはぎの筋肉を使わなくなるので、下半身の血流が悪くなり、足にムクミと筋肉疲労をもたらします。

このように、負担で硬くなった筋肉とホルモンで柔らかくなった関節の混在。ちょっとした刺激で張り詰めた糸が切れるかのように、ちょっとした事で骨に歪みが出ても何の不思議もありません。妊娠と言うものは、そこまで母体を極限状態にしてしまうのです。


そこで使えるのがカイロプラクティックなのです。


安全ですか?


ここで気になるのが、妊婦さんに対するカイロプラクティックの安全性だと思います。

☆まず、安心していただきたいのが、関節が動きやすい妊婦さんの場合は、戻す(矯正する)にも、ほとんど力を必要としません。妊婦さんに合わせたセッティング、角度とスピードで矯正ができ、母体にも胎児にも負担がかかることはありません

もちろん、矯正前に十分に筋肉をほぐすことが、身体への負担を更に軽減する秘訣ですが…後は、妊婦さんに施術を施すカイロプラクターとして、医学をベースとした深い知識とトレーニングに基づいた確かな技術があれば、妊婦さんにも十分安全な施術ができます。

当クリニックのように「妊婦さんのためのカイロ」を確かな場で学んだクリニックを選ぶことをお勧めします。


骨の歪みを正さずにいるとどうなるのでしょうか?


骨は身体の構成組織の中の基盤に当たるものです。その基盤にずれが生じると、その他の構成組織(筋肉や内臓など)に影響を及ぼします。歪んだ骨格はゆがんだ内蔵配置や筋肉のアンバランスをもたらします。結果、妊娠中の身体の痛みに繋がります。或は、出産時に逆子などの難産を引き起こす可能性も高くなります。

逆子の治し方:カイロプラクティック的アプローチに興味のある方はこちら

最後に



妊娠・出産とは、新しい命の誕生と言う、人生における輝かしいポジティブな出来事です。

また、人生の一大イベントを迎え、自分自身の身体を見つめなおす良い機会でもあります。

私は、カイロプラクターとして、カイロプラクティックにしか出来ない方法で、できる限りその過程におけるネガティブな事柄を取り除いて、新しい光を迎える儀式に花を添えたいと思っております。身体のゆとりが心のゆとりとなることを信じております。

Dr. Masashi Sadakuni Chiropractic ClinicDr.さだくにまさし

〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-24-17 
カーザ自由が丘104
TEL 03-6423-2123